コラム
カテゴリー:親子関係
先日、お客さのセッションで、自分の中にある自分の思考や感情を大きく揺さぶる事象に対する感情や観念を軽減するワークを行いました。
お客様から出たその内容は、だれしも経験しうる『会社の上司との関係』でした。
『会社に居るだけで息苦しくなる』
『上司の事を考えただけで気が重い』
『上司を前にすると何も言えなくなる』
『上司を前にすると自分を全く表現出来なくなる』
そんな経験をしたことがあるでしょうか?
実は、私自身、経験があります。
意を決して、自分の経歴を手放して、新天地に行った時でした。
まったく、知らない人たち。
直属の上司は、話を聞かない人で、いいぱなし、、、何をしたらいいかもわかりません。
そうこうしているうちに、その人を前にするといつも委縮してしまい、その人の顔色を見て仕事をするようになってしまいました。
とにかく怒られるのが怖くて、そうすると、ひたすら、
『怒られないためにはどうしたらいいのか、、、』
と考えていました。
そうすると、大失敗して、逆に、更に怒らせることになったりして、、、、(笑)。
当然、そんな状況では、『依存している状態』ですから、クリエイティブな事も出来ません。
お客様は、今の職場の上司の事を考えるとそれだけで、緊張したり、落ち込んだり、苦しい思い、さびしい思い、悲しい思い、息苦しくなったり、、、、していたそうです。
今回、覚醒誘導をしながら、その上司の方との情景を思い出してもらいながら、その感情のケアを行いました。
セッション中は、いろいろな事があったのですが、、、、
『今の状態を改善するためにはどうしたらいいのか?』
と確認したところ、その答えは、上司に対してどうするとか、自分が職場でどうするとか、
どんなスキルを身に付けるのか、配置転換を要望するとか、会社を退職するとか、ではなく、、、、
『自分を愛で満たすことで、今の現象はクリアできる』
とのことでした(本人から出た言葉です)。
この『自分を愛で満たすことが出来ていない』根底には、
ご両親との関係が大きくかかわっています。
お聞きしたところ、
小さい時に、お父様とお話しする機会がほとんどなかったり、お母様からいろいろ注意されていたそうです。
そうこうしているうちに、取り繕う自分という仮面を造ってしまったのかもしれません。
目の前の事象は、自分の潜在意識の状況が投射されています。
目の前に起こっている現象は、あなたの中にあるいらないものをあぶりだしている鏡でもあるんですよね。
まさしく、その通りだなと思います。
お客さまも、大変、喜んでいらっしゃいました。
ありがたい限りですね。
ニックネームは「たみちゃん」「たみ」と呼ばれています。
自分を癒して、自己成長を目指していく過程で、ある時にいきなりおねえさん言葉を連発するようになり、それが自分の中で抑圧をしていた女性性だと知る。
その女性性の名前がたみちゃん(ちなみに、男性性はやっさん)。
それ以来、女性性・男性性というものがどのようなものかを探求していく過程で、今の独自のセッションスタイルを構築。
男性性と女性性両面を持った男性ヒーラーとして活躍中。
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