コラム
カテゴリー:親子関係
ある方から、自分のお子さんに対してしてあげられることについてご質問を頂きました。
あなたは、子供をどうしてあげたいですか?
あなたは、子供にどういう風になってほしいでしょうか?
たまに、子供の育て方に対して、悩んでいるお母さんから相談を受ける事がありますが、
『子供が勉強をしない』とか『学校で先生に叱られてばかりいる』とか『落ち着きがない』とか『家にばかりいる』とか、、、
なんかですねぇ、、、、ある意味すごく近視眼的な話だなぁ〜と思います。
で、
『あなたは、お子さんにどうなってほしいのでしょうか?』
と聞き返すと、、、
『だから勉強してほしい』
とおっしゃいます。
『いや、将来どんな風になってほしいですか?』
と聞き返すと、、、
『いい大学に入って、大きな会社に入って、幸せになってほしい』
とおっしゃいます、、、、
『一番の目的は何ですか?大きな会社に入る事ですか?幸せになってほしいのでしょうか?』
と聞き返すと、、、
『・・・・子供に幸せになってほしいです。。。。』
と気が付かれたようです。
そうなんですよね。
以外にシンプルだったりします。
この方の場合は、、、子供に望んでいるのは、、、お子さんが幸せになる事でした。
生きていく過程の中で、いつのまにかこのような初心を忘れちゃうんですよねぇ〜。
私の親もそうでした。
『よっちゃん、いっぱい勉強すると、いい大学に入れるのよ。』
『そうすると大きな会社に入れるの。それがよっちゃんの幸せなのよ。』
『よっちゃんの幸せの為なら、ママなんでもする。』
『応援しているわよ。がんばってね♡』
と愛ある言葉を頂いてその通りの道を歩んでいきました。
いやぁ〜いい大学も、大きな会社も入ったけど、、、
『私の幸せって、これ?』
『幸せってなんだっけ?』
とポン酢醤油のコマーシャルのようになってしまいました(笑)。
嫌が子供に設定する幸せの法則の多くの場合は、
『自分自身がこうなりたかった』
『自分の親や社会から来た先入観』
『集合意識の持っている観念』
などの影響を受けている場合が多いようです。
私の場合は、、、
母親が勉強したくても学校に行きたくても、当時お金がなくて行けなかったそうです。
そして、父親については、祖父は戦後の動乱に巻き込まれて一夜にして財産がなくなり、
そして、その後は父親が家庭を背負ってたち、大学に入り、サラリーマンになり、
ある程度の地位まで這い上がりました。
そして、、、当時の世の中は、やっぱり、いい大学に、大きな会社に入るのが一番よね、
という風潮は当然あったと思います。
本当は、結局の所、一番重要なのは、、、自分自身が方向転換が出来るかどうかなのですが、、、
今まで築いたものを手放すのってすごく勇気がいるんですよね。
がっちがちの『枠』『固定観念』がありますから(笑)。
母親から言われた幸せの法則を手放すのに、私は20年以上かかってしまいました。
あなたはどうでしょうか?
そして、あなたの子供にはどうなってほしいですか?
そのようなお母さんたちに、
『お子さんが生まれた時にどう感じれましたか?』
『お子さんが将来どうなってほしいと思っていましたか?』
と聞くと、、、
『元気でいればいい。』
『いつも笑顔でいてほしい。』
とかおっしゃる方が結構多いです。
そもそも、子供の素晴らしさを身をもって感じているししっているのよねぇ〜。
では、はじめのお母様の質問に戻りますが、、、
そのお母様は、子供に何かをしてあげたい、おいしいご飯を食べさせてあげたい、お話をしてあげたい、抱きしめてあげたい、、
などなどいろいろな思いがこみ上げていました。
映画『かみさまとのやくそく』で、胎内記憶の第一人者の池川明先生が、
『あかちゃんは、生まれる前に人の為に生まれてくると決めている子が多い。』
『その中でもご両親・お母さんのためになりたいという子が多いんです。』
とおっしゃっています。
私は、3人の娘がいますが、ほんとそうだなぁ〜と思うことがあります。
お子さんに何かしてあげたい、、、
そうですよね、、、、そうしたいですよね、、、、
と私は答えました。
お母様が、愛と信頼に満ちあふれていれば、それは離れていてもお子様にその愛と信頼が伝わっていきます。
ご自身が満たされている愛と信頼をお子様に愛の泉のように流し続けて上げてください。
そうしていくことで、お母様とお子様も愛と信頼に満たされていきます。
自分自身を愛して、、、、
自分自身を愛の泉を満たして、、、
それが周りに伝搬していく、、、、
それが、愛の法則なのかなと私は思います。
ニックネームは「たみちゃん」「たみ」と呼ばれています。
自分を癒して、自己成長を目指していく過程で、ある時にいきなりおねえさん言葉を連発するようになり、それが自分の中で抑圧をしていた女性性だと知る。
その女性性の名前がたみちゃん(ちなみに、男性性はやっさん)。
それ以来、女性性・男性性というものがどのようなものかを探求していく過程で、今の独自のセッションスタイルを構築。
男性性と女性性両面を持った男性ヒーラーとして活躍中。
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