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コラム

インスピレーション力を育む子育て1in金沢

カテゴリー:親子関係

堀内恭隆さんの全国10都市講演プロジェクト、8月は金沢でした。

金沢では、オーガナイザーの薮下佳代さんが子育て支援を中心とした市民団体の代表をされている事もあって、

今回は、『インスピレーション力を育む子育て』という事をテーマに堀内恭隆さんが話をされました。

 

全国10都市講演プロジェクトの講演は、

チャプター1自分に目覚める、チャプター2他人とつながる、チャプター3世界へ飛び立つ

という3部構成になっています。

ここで一番重要なのが、『チャプター1の自分に目覚める』ということなんですよね。

「自分に目覚める」とは「自分につながる」こと。

人は皆、自分とつながっていない状態で、自分とつながっていないから人とつながろうとして、世界に認めてもらおうと行動を起こします。

でも、これって、大きな間違いなんです。

 

自分とつながっていないと、、、、人ともつながれません、世界ともつながれません。

 

『なぜって?』

 

【自分自身の状況が、まわり(人、世界)に投射されるからです。】

 

でも、人は、自分(内側)が満たされていないから、外に求めようとします。

実は、、、、それでは、、、一生、外に追い求め続ける事になるんですよね。

外に向かって自分が何かをしようとして、振り回されたり、動揺する自分がいるとしたら、、、

それは、自分とつながっていない可能性が高いです。

 

自分とつながっているってどういう状態かというと、

 

『ライフ・デザイン・メソッドのモデルで言うと、ガイドからのインスピレーションがどんどん降りてきて、

 それをそのまま咀嚼して、そのまま決断実行して、具現化しているインスピレーション力が高い状態です』

『潜在意識のモデルで言うと、潜在意識のクリアリングが出来ていて、トラウマ・感情・観念の影響なく、

 閃いてくる情報をそのまま実現出来ている状態です』

『自分自身にどうしている状態かというと、自分を大切にして、自分を愛して、すべてを信頼して、

 閃いた事をそのままやっている状態です』

 

言っている事はみんないっしょ。

 

見ているベクトルが違う感じかしらね。

 

インスピレーション力が高い状態とは、自分が自分の内側とつながっている事が前提となります。

そうすると、相手が内側から開いた状態、打ち解けた状態になっていくんですね。

 

これが、出来ている状態って、あなたも体験をしています。

 

『そう、あなたが、赤ちゃんのときなんです。』

 

堀内恭隆さんが、面白い例をだされていました。

『赤ちゃんと接していると、やくざでさえも柔らかくなる。

 普段威張っているような人、わしはなんとかしゃの社長じゃ、その社長も、赤ちゃんに対して、年収5千万だよと自慢しない。』

『赤ちゃんは、相手をひらかせる、相手を優しくしてしまう。赤ちゃんは何もしないのに周りが勝手に動くようになる。』

 

つまり、赤ちゃんを例にしてみると、その人本来の本質で生きていると相手がかってにひらいちゃうんです。

 

でも、赤ちゃんも、この地球で行きていく中で、変化していきます。

まず、寝る、おっぱいを飲む、何かを口に含む、排泄するなどをするなど生きていく上で必要が出てきますよね。

この生活の中で、満たされていないことが起こると、生命維持装置のエゴが働いていきます。

その接し方によって、食べ物が食べれないかもしれない、寝ている場所が確保されないかもしれない、泣いても誰も来ない、命に直結することが起こる。

そこで、『お父さんお母さんは大事だなぁ〜』とそだっていく。

このとき、あかちゃんにとって、まわりにいるのはお父さんとお母さんです。

ここで、自分の生きる死ぬとお父さんとお母さんがリンクしてきちゃうんですよね。

 

わたしたちが最初に、、、つまり赤ちゃんのときに認識する世界は、、、世界=お父さんとお母さんなんです。

 

そして、育っていくうちに、学習していきます。

こういうところではおとなししなさい、自由に振る舞っては行けない、こういうときには自分を出しては行けない、まわりにきをつかったほうがいい、、、

そうして、成長しているうちに、意識が内側から外側に切り替わっていく、、、

 

内側に感じるものを自由自在に表現したいた自分から、外にある何かにつながって正解を探すようになって、

自由自在に表現が出来なくなる私になっていって、どんどんその状態が加速していくんです。

 

意識が内側から外側に切り替わっていくと、そうするとインスピレーション力が使えなくなっていくんです。

 

そして、学校の環境にはいると、規則の中にはめられていきます。

私の子供たちが小学校に入った時に、、、、校長先生がまず言った事は、

『静かに出来ましたね。いう事きいていい子ダネ。えらいな。感心しました。校長先生うれしいです。』

『うぅ〜ん、新入生の笑顔がまぶしいとか、、、なんかないのかい!』と思いました(笑)。

 

さらに、学校ではテストがあります。

そして、答えを探すようになるんですね。

いっぱい◯もらって、いい点数を取るといい成績が上がる。

 

加えて、わたしもさんざ言われてましたが、

小さい時に、『今勉強しないと苦労する、将来の為にいまがんばりなさい。』と言われる。

そして、いい点数とって、いい成績とって、いい大学に入ったら、将来が安泰という勘違いをしていくのよね。。。

わたしも思い当たる節バリあります(笑)。

 

堀内さんは、

『正解をすると、人生うまくいく、成功するという意識の構図が生まれる。』

とおっしゃっていました。

 

うっ〜あたしも耳が痛い話です、、、、正解を追い求めていました(笑)。

 

『ちなみに、そのテストの正解を作っているのは、だれでしょうか?』

『あなたの人生って、このテスト作っている人となんか関係あるでしょうか?』

『この話を聞いてどう思いますか?』

 

堀内さんは、

『あかちゃんから大人になって、一番影響を受けているものってなにかというと、、普通、当たり前といった常識だったりする。』

『そして、みんな、自分の内側にあるものではなく、自分で作った枠によって人生を動かされている。』

『LDMでは、そのできちゃった枠を敵としてみていなくて、自分に今必要な枠を自由に作っちゃえと思っている。』

とおっしゃっていました。

 

われわれは、成長していく中で、知恵や知識を仕入れる為に枠を作っています。

LDMのメソッドは、その過程に中で、大人の枠に凝り固まっちゃった人の為に作られたメソッドです。

まぁ、簡単に言うと、

『LDMで提供しているものは、子供の感覚で、大人になるまでに間に培った知識や技術を自由に使えるようにする』

ということなんですよね。

 

では、子供というか子育てに置き換えればどういうことになるかというと、、、、

『子供がどういう枠を持ってもらうといいかな』

というところが手がかりになってきます。

すなわち、『親が、子育てにおいて、どういう枠をもつか』ということになるんですよねぇ〜。

 

その2に続きます。

 


この記事を書いた人

tami3ニックネームは「たみちゃん」「たみ」と呼ばれています。

自分を癒して、自己成長を目指していく過程で、ある時にいきなりおねえさん言葉を連発するようになり、それが自分の中で抑圧をしていた女性性だと知る。

その女性性の名前がたみちゃん(ちなみに、男性性はやっさん)。
それ以来、女性性・男性性というものがどのようなものかを探求していく過程で、今の独自のセッションスタイルを構築。

男性性と女性性両面を持った男性ヒーラーとして活躍中。

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