コラム
カテゴリー:男性性・女性性
いま、マレーシアにいますが、マレーシアは、多民族国家で、それこそいろいろな人種がいるんですよね。
なので、日本人も、多民族のひとつとして普通に受け入れてくれるんですよね。
ありがたいです。
そう、『他民族としてみる』のではなくて、『多民族すべてに対してオッケーを出している』国なんです。
そんな感じなんで、いろいろな人と話も出来るのですが、華僑系のある経営者とお話をしたときに、
会社というか事業体としてのスピードの話になりました。
ちょうど、わたしも、このスピードの速い流れに乗るって決めてからどどーのような流れが来ていたので、
なんか旬な話題だったんですよね。
話を聞いていると、中国などの企業の動きって、日本の企業の3、4倍のスピードで動いているような気がします。
彼いわく、
『日本の企業って、決断や行動に、無駄な、時間や労力をかけているのでは?』
『日本の会社は、意思や決意を持っている人がいないのでは?』
『ちんたら会議をしたり、何人もの合意が必要なあの流れは理解できない』
と、にこやかな会話の中で、要約しちゃうと、結構、辛辣な事をおっしゃっていました。
『一つの事を決める&行動するのに、いろいろな人が関わりすぎて、ちっとも前に進まない。』
それは、私が関西系大手電機メーカーに居るときに、私も感じていた事です。
何かを創る時、会社としてなにをやっていくのかというと、
すぐ会議、なんでも事業計画、中期計画、、、、まぁこれはこれで重要なんですけど、
このサヌキ(男性性)的なアプローチだけでは、新しいものは生み出されにくいんですよね。
むしろ、自由な発想は、アワ(女性性)から産まれてきます。
それは感性です。そして、インスピレーションです。
本当の自分の内側から湧いてくるインスピレーションって、じつは理由すらない場合が多いんですよね。
このアワ(女性性)から湧いてきたものから、創り出していくのが、サヌキ(男性性)なんですけど、、、、。
もし。アワ(女性性)的な感覚的なアプローチで出てきたものから生み出していくなら、
会社としても、感覚的な視点がとっても大切なんですよね。
それを、サヌキ(男性性)的な切り口から、延々を会議をして、何人もの決済印をもらうたびにだめだしの連続されて、
新しい目をつぶしていく。
そんな状況を何度も見ていました。
でも、日本も、昔はそんな事ことなかったんですよね。
社員やチームレベルにかなりの責任をまかされていました。
だから、いろいろな独創性あるものが出来上がってきたと思うし、スピードも速かったんじゃないかな。
今は、学校教育もしかり、会社も、管理社会になっています。
その流れには、愛や信頼という言葉はないような気がする。
でも、それだと、独創性という土壌が産まれる感じが全くしないんですよねぇ〜。
そして、スピード感もなさそうなんですよねぇ〜。
親からはあれやっちゃだめとか言われて萎縮して、インナーチャイルドが出来て、
学校、会社でも、ぎゅーぎゅーに押し付けられている、ぎゅーぎゅーに管理される。
そんな中で、自分に対する信頼も出来ないし、会社に対しては依存的に帰属するしかできない人が増えているようです。
そして、組織そのものも萎縮していて、そこからはインスピレーションが産まれてきません。
これを改善していくのは、経営者の方が気づく事がとても重要ですが、
会社員のあなたからアプローチしていく事も当然出来るんですよ。
あなたの中にも潜在意識にインスピレーションを阻害するトラウマがあるから、会社のその状況に共鳴します。
あなたの潜在意識をクリアリングして、会社の中のあなたの立ち位置をしっかりさせていけば、
あなたの人生は変わります。
会社での立ち位置がしっかりとれるようになれば、あなたは、会社になくてはならないものになります。
このレベルになれば、独立するのも、会社に居続けるのもどっちでもいいって感じになるんです。
わたしのセッションではそのようなサポートもさせていただいていますので、
ご興味のある方は、ご連絡くださいね。
日本の企業を辞めて、こちらで活躍されている方から、こんなうれしいお話を頂きました。
『わたしのアイデアが、日本の会社にいても、どんだけ時間がかかるんだと思って、日本の会社を辞めた。辞めて本当によかった。たみちゃんありがとう。』
日本の経営者の皆様、勿体ないと思いませんか?
そして、会社員の皆様、あなたにもできるんですよ。
ニックネームは「たみちゃん」「たみ」と呼ばれています。
自分を癒して、自己成長を目指していく過程で、ある時にいきなりおねえさん言葉を連発するようになり、それが自分の中で抑圧をしていた女性性だと知る。
その女性性の名前がたみちゃん(ちなみに、男性性はやっさん)。
それ以来、女性性・男性性というものがどのようなものかを探求していく過程で、今の独自のセッションスタイルを構築。
男性性と女性性両面を持った男性ヒーラーとして活躍中。
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