コラム
みなさんは感情をどのようにとらえているでしょうか?
先日、山川紘矢氏の『輪廻転生を信じると人生が変わる』という本を読ませて頂いたら、
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それまでのぼくは、「成長することは、感情をうまく抑制し、
じない己をつくることだ」と思っていました。特に日本では、
は成長する過程でそうあるように求められ、
る傾向があると思います。
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というような一説がありました。
みなさんも、感情はうまく抑制して、コントロールするものだと思っていませんか?
男性性(サヌキ)は、論理的思考を得意とし、分析解析をして、計画して、どのように対峙すると、結果どのようになるかを考えて、行動をしていきます。
また、傾向的に、勝負、競争、防御、制御、抑制、決断、勇気、行動、実行、目的達成権威、一つの事に注力して結果を出すことなどを重んじます。
山川紘矢氏の『輪廻転生を信じると人生が変わる』の一説にかぶりませんか?(^^)
この男性性(サヌキ)的な傾向で言うと、
自分の行動を止めている感情、
自分の決断を揺るがす感情、
自分が恐れを抱く感情などは、
自分にとって不必要なものであり、
感情を制御して、抑え込んで、
そして行動実行をしていこう。
と思うんですよね。
谷孝祐氏の「感情の取扱説明書」では、
感情は水のようなもので、自分の状態に応じて様々に変化していく、
元々は純粋なきれいな水でも、色も変わるし、よどむし、粘質も変わり、形状も変わっていくと書かれています。
つまり、自分にとって不必要と思われていた感情というものは、
自分の状態によって現れてきているものという事になります。
ということは、、、
『感情は、自分にとって不必要な物ではなくて、』
『もともと、自分のものだったものが、形状が変わったもの』
ということになります。
に続きます。